2007年05月04日

リース会計基準の読み方(リースの意義と要件)

リース会計基準、読んでますか?

リース会計基準は改訂が予定されている部分でもあり、出題の目はやや薄いといってよいかもしれません。

しかし、リース取引の根幹にかかわる部分での理論の出題は、改訂にかかわらず想定しておく必要があるでしょう。

でもやはり本文くらいでよいかな(←弱気ですな)。



まずは、リースって何?という話です。

リースは、賃貸借です。

同じような言葉にレンタルがありますが、これはとても一時的なものです。

特定者間で期間を決めた賃貸借がリースといったあたりでしょうか。


借りているだけなら、借手は、支払賃借料が費用処理で終了です。

しかし、ホントは資産を買ったのと一緒じゃないの?

借りたという法形式をとってるけど、経済的な実態は、買ったんじゃないの?

買ったのであれば、資産(リース資産)と負債(リース債務)を両建てする必要があるでしょう。



その大きな分かれ目が、ファイナンス・リース取引か、オペレーティングリース取引かです。

ざっくりとは、次の関係があります。

ファイナンス・リース取引 → 売買処理

オペレーティング・リース取引 → 賃貸借処理


ファイナンスは財務と訳される場合が多いです。

この場合は、金融(借金)をイメージするとよいでしょう。

つまりは、金を借りて、資産を買ったというイメージです。

資産を買って代金は未払いでもいいです。

(借)リース資産××× (貸)リース債務×××




そうだ、会計基準を読もう!!(まずは、リースの基本的な考え方をおさえておきましょう)
posted by 講師 at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リース会計基準の読み方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

リース会計基準の読み方(構成)

リース会計基準、読んでますか?

リース会計基準は、それほど長くありません。

ちょうど読み頃の長さです(←どんなですか?)。

しっかり読んでいきましょう。


リース会計基準は改定が予定されています。

改訂のメインは、所有権移転外ファイナンス・リース取引についての例外処理である賃貸借処理の廃止です。

ただ、大きな流れが変る訳ではありません。

基本的な考え方は、現状の基準の理解でも十分なハズです。

ノーマークはかえって危険でしょう。

でも基本的な考え方重視かな。

あとは、計算でやっていることが基準でどのように表現されているのかに注意しながら基準を読んでみましょう。


一 リース取引の定義
二 リース取引の分類
 1 ファイナンス・リース取引
 2 オペレーティング・リース取引
三 ファイナンス・リース取引に係る会計基準
1 借手側
2 貸手側
四 オペレーティング・リース取引に係る会計基準
五 注記事項の記載方法


注記が長いです。

これは後回しということでよいと思います。



そうだ、会計基準を読もう!!(計算との関連に注意しながら基準を読んでみましょう!!)
posted by 講師 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | リース会計基準の読み方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リース会計基準の読み方(区分)

リース会計基準、読んでますか?

このところ足早にいくつかの会計基準(研究開発費基準、外貨建基準、リース基準等)をみています。

これらの会計基準については、このブログの通常のテキスト部分の記事にも背景的な部分の記述が多くあります。

ぜひ参考にしてみてください。



やや、前後しますが、今回はファイナンス・リース取引の要件です。

リース取引は、法的には、貸借取引です。

でも、ファイナンス・リース取引は、売買処理を行います。

どのようなリース取引がファイナンス・リース取引に該当するのかの考え方とその具体的な要件は重要でしょう。

具体的な規定は、リース基準の二1と注2です。

ファイナンス・リースか(買ったか)、オペレーティング・リース(借りたか)の区別です。


次の二つの要件のいずれも満たす場合には、ファイナンス・リース取引に該当します(→売買処理)。

(1)ノンキャンセラブル(解約不能)

(2)フルペイアウト(維持コスト負担)


これらの言葉は、会計基準にはありませんが、比較的一般的だと思います。

ノンキャンセラブルとは、解約ができないという意味です。

借りてるのに一定期間中は解約ができない。

むむむっ。随分と不自由です。

買ったにかなり近いってことなんでしょうか。


フルペイアウトは、維持費用の負担です。

維持費用を負担するのは、自分でその資産を利用しているからです。

基準上は、「経済的利益を享受することができ」というのに相当します。


ノンキャンセラブル・とフルペイアウトの二つの要件を満たした場合にそのリース取引は、ファイナンス・リース取引に該当します。

つまりは、原則として、売買処理を行うことになります。



そうだ、会計基準を読もう!!(リース取引の区分は重要です。しっかりといきましょう)
posted by 講師 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | リース会計基準の読み方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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