2007年04月09日

研究開発費基準の読み方(構成)

研究開発費基準、読んでますか?

これから定番となった感のある会計基準をみていこうと思います。

外貨建基準、退職給付会計基準、リース会計基準、減損会計基準、研究開発費基準あたりです。

これらの基準は、計算での重要性も高いです。

リース基準を除いては、ズドンという出題がありますが、きっちりいかざるを得ないでしょう(←いつもですな)。

会計基準は、重要な本文の規定をしっかりと読む。

そこから注解(おえる所でかまいません)にのばしましょう。

結論の背景や意見書部分は、理論での出題が想定されますが、なかなか骨もあります。

的を絞って短くてもよいのでいえる状態にしておくことが重要でしょう。

まずは本文です。

本文をしっかりと読むことが、第一問・第二問対策になると共に第三問対策にもなります。



はじめに研究開発費基準をみていきます(順序の意味は特にありません)。


本文の構成です。

一 定義
二 研究開発費を構成する原価要素
三 研究開発費に係る会計処理
四 研究開発費に該当しないソフトウェア制作費に係る会計処理
五 財務諸表の注記(△→○)
六 適用範囲(△)


それほど長い訳ではありません。

また、まるで重要性がない規定もありませんので、本文中心に読んでいきましょう。

とりあえず、五の注記と六の適用範囲は後まわしでもよいです。

注解は短いものが多いですので、あわせて読む感じがいいかもしれません。

計算のチェックにもなりますので、きちんと読んでいきましょう。




そうだ、会計基準を読もう!!(まずは、本文と注解だよ♪)

2007年04月11日

研究開発費基準の読み方(研究、開発)

研究開発費基準、読んでますか?

本文、注解ともに極めて難解という感じではないと思います。

特に計算の学習後はよいチェックになると思います。

しっかりと読みましょう。

で、読みにくいのが、最初の定義でしょうか。

会計基準における定義規定は大事です。

でも、研究開発費基準の「研究」や「開発」の定義は読みにくいです。

ここはインチキが一番です。

ええ、インチキです。

インチキ、バンザイ!!(←なんか料理番組ができそうですな。←できないでしょ)。




研究……新発見のための調査等

開発……研究の具体化


インチキすぎか?

いやいや、スタートはこのくらいがいいです。

まあなんか新しい事を発見する。

そのためには、研究です。

ええ、あれやこれや(「研究」)です。

新しいことを発見しただけでは儲け(ウハウハ)にはつながりません。

それを具体化(製品化)しなければなりません。

その具体化が「開発」です。


もう少しちゃんというとすると、


研究……新しい知識の発見のための調査・探求

開発……新製品等(既存製品等の著しい改良)のための新しい知識の具体化


という感じでしょうか。

このあたりまでふまえて、もう一度、基準の定義を読んでみましょう。

なんか前より読みやすくなってませんか。

ダメですか?

そうですか?

そりゃ残念。

おしまい(←お、おわりですか?)



そうだ、会計基準を読もう!!(理論の出題者である大学の先生は、研究が本職なんですよね)

2007年04月13日

研究開発費基準の読み方(意見書)

研究開発費基準、呼んでますか?

今回は、意見書部分です。

理論では既出です。

とにかく短くてもよいので簡単にいえる程度を目指すとよいのではないでしょうか。

そんな感じの理解が、計算でも役立つハズです。


やや抜き取りにくいですが、マーカー個所を考えてみました。

かっこ書は見出しです。

二 会計基準の整備の必要性
2〜3段落目:9行(研究開発費に係る会計基準整備の必要性)
4段落目:前半4行(ソフトウェア制作費に係る会計基準整備の必要性)

三 要点と考え方
2 研究開発費の発生時費用処理について
1段落目:3行(企業間の比較可能性の担保)
2段落目:7行(収益獲得の不確実性)
3段落目:6行(資産計上要件の客観化が困難)
3 ソフトウェア制作費について
(1):5行(制作目的別の設定理由)
(3)
A市場販売目的のソフトウェア
 イ 研究開発の終了時点:最後の3行
 ロ 研究開発終了後のソフトウェア制作費の取り扱い:最後の6行
B自社利用のソフトウェア:最初の5行

実際の出題を手許におきながら、一度は基準を読んでみるとよいと思います。

特に発生時費用処理の根拠はしっかりといきましょう。



そうだ、会計基準を読もう!!(根拠関連は、既出ですので、簡単にいえるようにしておくとよいでしょう)

2007年04月15日

研究開発費基準の読み方(製品マスターの制作費)

研究開発費基準、読んでますか?

まずは、本文です。

会計基準全般についていえますが、まずは本文です。

注解は意味のとれるものを追う感じでよいと思います。

研究開発費基準は、最初の定義規定が読みにくいと思いますが、がんばりましょう♪

慣れの要素も大きいです。

あとは意味をとりながら簡単にいうとどうなの?という感じで広げていきましょう。



今日は、本文での意味がとりずらい「製品マスターの制作費」についてです。

おっと、この制作費は、「製作費」じゃないので注意しましょう。

こんなとこ間違えちゃダメだよ♪(←やりましたな)。



製品マスターは、原本(原版)のことです。

ソフト自体は、コピーすれば、同じものがいくらでもつくれます。

そのコピーする元となる原本のことを「製品マスター」といいます。

その製品マスターの制作費が「製品マスターの制作費」です(って、そのままか)。

で、わかりにくいのが注解3で登場する「最初に製品化された製品マスターの制作費」でしょう。

この「最初に製品化された」というのがポイントです。

製品化されているということは、研究開発は終了しています。

そこまでの支出(最初に製品化された製品マスターの制作費)は研究開発費です。

以後の支出は、基本的に研究開発費ではないことになります。

研究開発の終了までが「研究開発→費用処理」で、それ以後が無形固定資産になります。



ちょっと固定資産の付随費用になぞらえて考えてみました。

固定資産の取得価額(原価)には、取得(事業に供する)までの付随費用が含まれます。

以後の支出(修繕費等)は、資本的支出を除いて、支出時の費用です。


(固定資産)
取得(事業供用)まで→取得原価
以後の収益的支出→修繕費等の費用

(ソフトウェア)
研究開発終了まで→研究開発費
以後の支出→製品マスターの取得原価等


ざっくりというとある時点(取得等と研究開発終了)で、

固定資産は、当初は資産で以後が費用。

ソフトウェアは、当初が費用で以後が資産。

関係性がひっくりかえっています。

まずは大きな流れを意識して、その後に細かい点をおさえましょう。

(細かい点)
研究開発終了以後でも著しい改良なら研究開発
研究開発終了以後でも機能維持費用は制作費ではなく、ただの費用



そうだ、会計基準を読もう!!(はじめから科目等をおさえるのではなく、大きな流れで考えましょう)
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