2007年09月15日

退職給付会計基準の読み方(退職給付制度の整理)

退職給付会計基準、読んでますか?

退職給付基準は、過去にズドンとした出題がありますが、ちょっとイヤナ予感がします。

ただ、この予感が予感だけに微妙ですが(←微妙なのね)。

まだ、概要の段階ですが、基準の本編を軽めに読んでおいてください。


今回は、ちょっとややこしい退職給付制度を整理しておきましょう。

まずは支給形態です。

支給形態には、一時金(退職一時金)と年金(退職年金)がありました。

退職給付引当金制度ではいずれも視野においています。


もう一つが、実際の支払準備の形態です。

自社で用意する場合(内部積立)と外部に積立てる場合(外部積立)があります。

外部に積立てる制度を意見書では、「企業年金制度」と呼んでいます。

支払準備(内部積立と外部積立)と支給形態(年金と一時金)の関係とは必ずしもリンクしていません。

ただ、一般には、内部積立を退職一時金にあて、外部積立を退職年金にあてると考えても遠くはないでしょう。


従来は、内部積立→引当金、外部積立→費用処理されていました。

でも、外部積立している部分の不足が大きな問題となりました。

結局、いずれも含めたところで退職給付引当金を考えることになった訳です。


給付の形態も考えておきましょう。

確定給付型と確定拠出型の区別です。

確定給付型は、給付(退職金)が確定しているタイプです。

給付(退職金)が確定しているので、例え外部積立が不足していようが企業が不足分の面倒をみなければなりません。

確定拠出型は、外部拠出額が確定しているタイプです。

給付(退職金)が外部拠出額の運用次第で変動します。

企業が不足額を面倒みなくてよいタイプです。

アメリカで401K(だったかな)と呼ばれているやつです。

追加拠出もない訳ですから、支出時の費用で特に問題ありません。

で、退職給付会計基準で念頭におかれているのは、確定拠出型の企業年金制度になります。


こんな制度の整理が、試験に関係あるかないかというと、微妙にあるというのが正直なところで、その辺が微妙です(微妙だらけですな)。



そうだ、会計基準を読もう!!(制度の簡単な理解は、後で緩やかに役立つという感じでしょう。キチキチという訳ではありませんが、ぼんやりでかまいませんのでおさえておきましょう)。
posted by 講師 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 退職給付会計基準 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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